子供がなかなか行動しないとき、 親はつい、声をかけたくなります。
早くしてほしい。 ちゃんとやってほしい。 できるようになってほしい。
その気持ちは、 親としてとても自然なものです。
でも、良かれと思って言った一言が、 子供のやる気を止めてしまうことがあります。
この記事では、 多くの家庭で「つい言ってしまいがちな言葉」を、 ランキング形式で整理しながら、 なぜ逆効果になりやすいのかを考えていきます。
第1位「早くしなさい」
もっとも多く、 もっとも言ってしまいがちな言葉です。
時間がないとき、 次の予定があるとき、 親の焦りがそのまま言葉になります。
しかし子供の側では、 急かされることで思考が止まる ことがよくあります。
「考える前に動かなければいけない」 という状態になり、 結果として、手が止まってしまうのです。
第2位「なんでできないの?」
理由を知りたい。 助けたい。
そんな気持ちから出る言葉ですが、 子供には、 自分を責められている ように聞こえることがあります。
すると、 問題を考えるよりも、 気持ちを守ることが優先されてしまいます。
その結果、 考える力が使われなくなってしまいます。
第3位「前も同じこと言ったよね」
成長してほしい。 覚えていてほしい。
そう願うからこそ、 過去の話を持ち出してしまいます。
しかし子供にとっては、 失敗が記録されている感覚 になることがあります。
「また言われるかもしれない」 という気持ちが、 挑戦する意欲を下げてしまいます。
第4位「ちゃんとやりなさい」
一見、正しいことを言っているようで、 実はとても難しい言葉です。
「ちゃんと」とは、 何をどうすればいいのか。
そこが分からないままでは、 行動に移せません。
やる気がないのではなく、 迷って止まっているだけ、 ということも多いのです。
第5位「それくらい簡単でしょ」
励ますつもりで言った言葉が、 逆にプレッシャーになることがあります。
子供の中では、 分からない自分を否定された と感じてしまうことがあるからです。
その結果、 分からないと言えなくなり、 最初からやらない選択をしてしまいます。
ランキングに共通していること
これらの言葉に共通しているのは、 悪意がないことです。
どれも、 子供のためを思って出た言葉です。
ただ一つ共通しているのは、 子供が考えている途中に割り込んでいる という点です。
考える時間が途切れると、 やる気も一緒に止まりやすくなります。
まとめ:言葉を減らすことも、立派な関わり方
子供がやらなくなる理由は、 やる気がないからではありません。
考える途中を、 言葉で中断されているだけのこともあります。
何かを言わないという選択も、 子供の学びを支える立派な関わり方です。
答えを与えるより、 考える時間を守る。
その積み重ねが、 子供の行動につながっていきます。
全体から探したい方へ
習い事・学びの変化・親の考え方など、
テーマ別に記事をまとめています。
▶ 記事一覧を見る


コメント